文庫の重要事項

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現代ではマスコミによる被害が非常に大きなものになっているにもかかわらず、裁判官は旧態依然としており、賠償金の支払い金額を、被害に比べると〃雀の涙〃にもならないほどの少額ですませようとします。
これなども、事実上、救済を拒否していることになるでしょう。 このように、裁判官たちは世の人のためになることよりも、自分たちのミスを少なくすることのほうをとり、「公正な裁判」という一言葉を言い訳にして、現実の救済を拒否していくのです。
「松本サリン事件」で被害にあった人のなかには、オウム教の土地売買をめぐる裁判を手がけている裁判官がいました。 判決が出る間近になって、その人がサリンの被害にあって入院してしまったため、それ以降、その裁判は、代わりの裁判官を立てて決着をつけることもなく、長いあいだ放っておかれたのです。

現実社会への対応を無視したような、このようにのんびりとした仕事は、一般の企業では考えられないことです。 やはり、裁判所にはリスク(危険)を冒すことを恐れる体質があるようです。
新しい事業を始めるのは、非常に創造性のいる仕事です。 事業というものは、創造性が高くなければ始められません。
創業者といわれる人たちは、常に新しいアイデアを追い求めています。 彼らは「人に喜ばれるものを、いかにして見つけるか。
どうやって軌道に乗せていくか」ということを考えていて、毎日が新しいアイデアの連続です。 新しいアイデア、他人が考えつかないアイデア、よりよいアイデアが積み重なって、新しい企業ができ上がっていくのです。
こうした創造性は、学校教育だけでは必ずしも培われないようです。 もちろん、事業を始めるにあたっては、法律や一般社会の慣習を学んだりするために、ある程度の基礎学力が必要です。
事業をする人が、法律家を目指す人のように法律の勉強に打ち込み、専門的になってしまった場合には、新しいアイデアを生み出す創造性は、おおかた潰れていくことが多いのです。 そこで、ある程度の年齢になったならば、机上の空論を追い求めることをやめ、実際に社会に出て、自分のアイデアを試してみることです。
実際に仕事を展開していくなかで、勇気と決断力を身につけ、責任をとることを覚えていくことが必要になってきます。

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